知的障害・発達障害のある子どもへの運動療育

2024/05/09

こんにちは。
東京で知的・発達障害のあるお子様・グレーゾーンのお子様にマンツーマンでの個別運動療育を行っているマリリンスポーツ塾です。
 今日は、「知的障害・発達障害のある子どもへの運動療育」について書いていきたいと思います。

子どもが力のコントロールができず、「ドアを優しく締めてね」や「強く叩いたら痛いよ」などの声掛けをした経験はありませんか?

これは、固有受容覚が感じ取りにくい状態なのです。
固有受容覚は、
・筋肉にどれくらい力が入っているか
・関節がどれくらい曲がっているか
・今自分がどんな姿勢をしているか
などを感じ取る感覚のことです。
これらが感じ取りにくいと、「気を付けよう」と思っていても、力加減がわからず、強くなってしまったり、弱くなってしまう事があります。
例えば、知的障害・発達障害の子どもには

・おもちゃを丁寧に扱うことが苦手

・筆圧が非常に高い、低い

・姿勢が真っすぐに保てない

などの特徴があります。

そんな知的障害・発達障害のある子どもにとって運動療育はどんな効果があるか、紹介します!

~運動療育の効果~

・身体の使い方が上手になる

見本の動きを見て真似することやボールなどで目と手足を一緒に動かすことは、感覚統合に効果的です。

・身体の発達を促す

発達障害児の中には筋力が弱く、姿勢保持が苦手な子もいますが、運動療育で適切な筋肉がつくことで、姿勢の悪さを改善出来たり、バランス感覚を身につける事で、柔軟性も向上し、怪我をしにくくなる効果もあります。

・自己肯定感の向上

発達障害の子どもは、特性により学校で怒られることが多く、他の子と比べることで、自分はダメだと感じる事が多いため、自己肯定感が育ちにくいと言われています。
運動療育では、子ども自身が「できた」という喜びや達成感を感じることもでき、自己肯定感を高めることにつながります。

ちなみにマリリンスポーツ塾では、トランポリン、バランスボール、平均台、ボールなど様々な道具を使って運動療育を行っています。
トランポリンやバランスボールで体幹を鍛えたり、キャッチボールでは力加減や距離感を身に付けることが出来ます!
子どもたちが目標を達成した時には、指導員も一緒になって喜び、自己肯定感を高めていきます。

また、ホワイトボードにその日行う内容の写真を貼り出し、知的障害・発達障害の子どもたちが予定を立てやすくしています!

知的障害・発達障害など、何かお困りごとがあれば、ぜひマリリンスポーツ塾へお問い合わせください。

引用文献:

運動主体の教室 いっぽアカデミー
shougai-makenai.com/entry28.html

ミライキッズアカデミー
運動療育 放課後デイサービスミライキッズアカデミー
miraimu.jp/material05

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