運動療育でトランポリンを行うメリット

2024/02/21

こんにちは。
東京で知的・発達障害のあるお子様・グレーゾーンのお子様にマンツーマンでの個別運動療育を行っているマリリンスポーツ塾です。
今日は、「運動療育でトランポリンを行うメリット」について書いていきたいと思います。

発達障害のある子どもの保護者の方の多くは、子どもの
・落ち着きがない
・言うことを聞かない
・姿勢の維持が苦手
などにお悩みがあるかと思います。

そんな発達障害のお悩みにトランポリンが効果を発揮する可能性があることをご存じですか?

発達障害のある子どもの中には、運動が苦手でジャンプが上手くできない、物によくぶつかるという特徴が見られる子どもがいます。
運動が苦手な原因の一つとして、感覚統合の偏りがあるのです。

感覚統合は固有受容覚と前庭感覚、五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)の7つの感覚を持ち、次々と入ってくる感覚を脳内で統合(整理、分類)し、体をコントロールする働きのことです。
 この感覚統合の発達に偏りがあると、転びやすい、力加減を調整するのが苦手、バランス感覚が悪い、多動で落ち着きがないなど体の動きに特徴が出ると考えられます。

そんな子どもの運動療育では、トランポリンがおすすめです!

では、トランポリンにはどんなメリットがあるのかご紹介します!

~運動療育でトランポリンを行うメリット~


①体幹が鍛えられる
トランポリンでジャンプする際に、まっすぐな姿勢を維持するため、自然と腹筋や背筋といった体幹を使うことになります。
体幹が鍛えられることで、バランス感覚が活性化され、姿勢の改善にも繋がります。

②多動が減る
多動傾向の子どもは体を動かしたいという衝動が強く、自分に足りない刺激を求めます。
トランポリンは普通に跳ぶよりも大きな刺激、強い刺激が入るため、トランポリンを使うと満足できます。

③ドーパミンやセロトニンを分泌させる
トランポリンのリズム運動は脳内のドーパミンやセロトニンを分泌させる効果があります。
セロトニンはドーパミンの働きを整えることができる神経伝達物質で、ドーパミンの働きを適正化させることで、落ち着いて行動できるようになります。

④体の使い方が学べる
トランポリンでジャンプするためには、
・まっすぐ跳ぶために体を伸ばす
・足首をタイミングよく曲げ伸ばしする
・着地がずれたら、足の左右の力の入れ具合を調整する
・バランスを取るために腕も動かす
など、さまざまな体の動きが生じています。
そのため、トランポリンで楽しみながら自然と体の使い方を覚えていくことができます。

このように、運動療育でトランポリンを行うことで、たくさんのメリットがあります。

マリリンスポーツ塾でも、トランポリンは子どもたちにも人気です!
様々な跳び方をしたり、キャッチボールなどを入れ、楽しみながら行っています!

引用文献
【発達障がいの感覚統合にトランポリン遊びがおすすめな理由】
https://sensei-japan.com/2334/

【療育におすすめ】発達支援にトランポリンがもたらす効果とは?
 http://acrove.co.jp/select_ec/960/

【トランポリンは子どもに効果大】室内用トランポリンのメリット・デメリットとは?ママと、ゆとりと
https://rest-hoiku.com/trampoline-child/