起立性調節障害とは

2024/11/07

こんにちは。

東京で知的・発達障害のあるお子様・グレーゾーンのお子様にマンツーマンでの

個別運動療育を行っているマリリンスポーツ塾です。

みなさんは今、中学生の一割が悩んでいる「起立性調節障害(OD)」という

病気をご存知でしょうか。

不登校の児童の3~4割がこの症状が原因で学校に行けなくなってしまっているのです。

本日はこの「起立性調節障害(OD)」についてお話していきたいと思います。

起立性調節障害(OD)とは

思春期前後の小児に多くみられ、起立時にめまい、動悸、失神などが起きる自律神経の機能失調です。

◎起立性調節障害でみられる身体症状

・立ちくらみ、めまいが起きやすい

・立っていると気持ち悪い、ひどくなると倒れてしまう

・朝なかなか起きられず午前中は調子が悪い

・午後になると体調は回復するが目が冴えてしまい眠れなくなる

・倦怠あるいは疲れやすい

                               など

(当てはまるものが多ければ医療機関を受診し、医師の診断を受けることをおすすめいたします。)

 

これらの症状を改善する方法を3つご紹介します。

①    周りの理解を深める

起立性調節障害は怠け癖ではなく、自分の意志ではコントロールが出来ない体の病気です。保護者や学校など周囲の人が理解を深め、患者のサポートをしていくのが大切です。

学校だからと言って無理やり起こそうとしたりすることは逆効果です。

②    日常生活の改善

立ち上がる際はゆっくり頭を下げながら起立する、長時間の起立は避けるようにしましょう。

また、体の中で循環している血液量を増やすために、1日2リットル前後の水分と塩分を10グラムを取る事も重要です。

夜は体が元気になりやすいですが、早めの就寝を心がけましょう。

③    運動療法

心臓へ戻る血液量を増加させるために、運動により下半身の筋肉を増加させ

筋肉ポンプの働きを高める事も有効だと思われます。

学校を欠席した日でも軽い散歩(15~30分程度)、また重力のかからない水泳も推奨されています。

マリリンスポーツ塾では、お子様の課題に合わせた運動療育を40分間行います。

実際に起立性調節障害(OD)を罹患しているお子様も通っています。

午前の活動が難しく、運動量の低下やコミュニケーションの場が限られてしまうなかで

運動量の低下を防いだり、大人とのコミュニケーションの練習の場所として

活用していただけるような療育メニューを提供しています。

下半身運動に適している特大トランポリンやなわとび、キックボード、ハードルなどの

運動器具をご用意しております。

何かお子様の発達のことでお困りごとがございましたら、お気軽にマリリンスポーツ塾初台までお問い合わせください。

( ℡03-6276-5851 ・ https://maririn-sports.com/ )

ご参考になれば幸いです。

一般社団法人起立性調節障害改善協会より引用

https://odod.or.jp/