自閉症児の特徴とこだわりへの対応法

こんにちは。
東京で知的・発達障害のあるお子様・グレーゾーンのお子様にマンツーマンでの個別運動療育を行っているマリリンスポーツ塾です。

　今日は、「自閉症児の特徴とこだわりへの対応法」について書いていきたいと思います。

・何かをするときの方法や手順、物の並べ方など、いつも同じでないと気が済まない

・空気が読めない

など、子どものこだわりの強さや、お友達との関わりに悩んでいませんか？

自閉症は「対人関係や社会的なやりとりの障害」「こだわりの行動」「コミュニケーションや言葉の発達の遅れ」などの特徴があります。

自閉症の特徴の詳細は下記URLのブログをご参照ください。
【自閉症の特徴】
https://maririn-sports.com/blog/autism

では、自閉症の特徴の一つである、子どものこだわりにはどのように対応したらよいかお伝えしていきます！

①代わりになる行動を提案する

「こだわり行動」は子どもにとって意味があるので、これをただ「ダメ！」と禁止すると、パニックに陥ったりします。
そうならないために、「代わりになる行動」を提示することを考えます。
　例えば、蛇口を見ると水遊びを始めてしまう子どもには、風呂掃除の手伝いをお願いするなどです。
代替行動をするようになると、それまで一つの「こだわり行動」に向けられていたエネルギーが減ります。

②見通しを示す

事前にスケジュールや手順をしっかりと伝えておくことで、次にすべきことをお子さま自身が予測しやすくする工夫ができます。
こだわりが強いと、予測しないことへの抵抗感があるため、「行動をやめるタイミング」や「次にするべき行動」が明確になっていればこだわりからの切り替えがしやすくなります。

（例）行動をやめられないこだわり
タイマーやアラームを使って行動の開始・終了の見通しがつくようにする

ちなみにマリリンスポーツ塾では、ホワイトボードにその日行う種目を貼り出して、見通しを立てたり、色にこだわりがある子どもの時は、その色の道具をできるだけ使わないようにし、「こだわり行動」を誘発する要因を排除しています。

自閉症の特徴である「こだわり行動」は強制的にやめさせるのではなく、こだわりを活かしたり、段階的に減らしていくのがポイントです！

何かお困りごとがあれば、ぜひマリリンスポーツ塾へお問い合わせください。

引用文献：

【すまいるナビゲーター】
自閉スペクトラム症の子どもの特徴
https://www.smilenavigator.jp/asd/abc/02.html

【講談社コクリコ】
発達障害・発達特性のある子「こだわり行動」とは？
種類・原因・対応を「療育の専門家」が解説
https://cocreco.kodannsha.co.jp/cocreco/general/childcare/tattatsu/tfE2E

【放課後デイサービス　ハッピーテラス】
こだわり行動はなぜ起こる？その対応は？
https://happy-terrace.com/column date/characteristics-asd-commitmento/

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