発達障害児に運動療育で感覚統合を促す事の重要性

2024/12/05

こんにちは。
東京で知的・発達障害のあるお子様・グレーゾーンのお子様にマンツーマンでの個別運動療育を行っているマリリンスポーツ塾です。
 今日は「発達障害児に運動療育で感覚統合を促す事の重要性」について書いていきたいと思います。

集中力や力加減をコントロールする力は運動療育で高められます!

そして集中力や力加減をコントロールする力をつけるには、感覚統合が必要で、感覚統合は運動療育で高める事が出来ます!

感覚統合ってなに?どういうこと?という方もいると思うので、まずは感覚統合についてご説明します。

運動療育についてや運動療育の効果については、下記URLのブログをご参照ください。

【運動療育とは?】
https://maririn-sports.com/blog/undouryouiku

【運動療育の効果】
https://maririn-sports.com/blog/undoryoikueffect

「感覚」と聞くと、「味覚」「聴覚」「嗅覚」「触覚」「視覚」の五感が思い浮かぶのではないでしょうか?

感覚統合は、その五感に「固有受容覚」「前庭覚」の2つをプラスして発達を促していきます。

「固有受容覚」とは、自分の身体の各部の位置や動き、力の入れ具合などを感じる感覚です。

例えば、重たいものを持つときはグッと体に力を入れますが、豆腐や卵を持つ時にグッと力を入れないですよね?

このように、普段何気なく行っていることですが、これは固有受容覚が感覚をコントロールしているのです。

「前庭覚」とは、加速度を感じる感覚です。

重力や自分の身体の傾きやスピード、回転などが当てはまります。

例えば、クルクルと目が回るまで回った後、何とか重力に負けずにまっすぐ歩こうとしますよね。

その時に感覚を感じ取って調整しているのが、前庭覚です。

この感覚が育っていないと、姿勢が崩れていても自分ではわかりません。

「子どもの集中力が続かない」

「子どもがじっとしていられない」

といったことにお悩みはありませんか?

感覚統合がうまくいっていないと、情緒面、対人面、言語面など日常生活のさまざまな場面で、問題となる場合があり、集中力が続かなかったり、じっとしていられないなどといったことが起こります。

運動療育では、「座る」「立つ」「歩く」「走る」など身体を大きく使う、【粗大運動】、神経系に視点を置いたトレーニング【コーディネーショントレーニング】、手や指先を使った【微細運動】などを行います。

運動療育で身体に様々な刺激を受けることで、必要な情報を選択したり、不要な情報を排除したりと感覚を統合する練習ができるため、運動療育で感覚統合を促すことは重要です。

ちなみにマリリンスポーツ塾では、トランポリンやバランスボールなどで全身を使う粗大運動やキャッチボールなどの微細運動を行なっています。
中には、トランポリンでジャンプをしながらキャッチボールをする子どももいて、楽しみながら行っています!

何かお困りごとがあれば、ぜひマリリンスポーツ塾へお問い合わせください。

引用文献:
感覚統合とは ヒーローきっず
heros-hattatsu.com/columns/detail/8

【運動療育型】児童デイサービスCREDO
子どもの感覚発達を高める 運動療育で変える未来
credo-coltd.com/enhance-sensory-development/

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