
2026/01/24
今回は「ボールの扱いが上手になるとどんな効果を得ることが出来るのか」について社内研修を行いました。
ボール1つで身体・心・人間関係・脳を同時に鍛えることが出来ます!!
下記ではボールの扱いが上手になる練習法とドリブルが上手になる練習法を簡単にまとめました。
≪ボール遊びの年齢目安≫
0~1歳頃:ボールを優しく転がして目で追わせたり、お座りしている所に転がしてあげる
1歳半頃:ボールを転がしたり、投げたりする遊びが出来るようになってくる
2~3歳頃:座った状態でバウンドさせ、投げたボールをキャッチすることが出来るようになってくる
少しずつバウンドを高くしてキャッチの練習が出来るようにする
3歳頃~:狙った場所に投げるのはまだ難しいが、キャッチボールが上手になってくる
6歳歳頃~:正しい姿勢でボールを取ることが出来るようになってくる
小学校入学頃:狙った方向に投げる、上手にキャッチが出来るようになってくる
ドリブルが出来るようになってくる
≪ボールの扱いが上手になると…≫
〇運動能力の発達
→バランス感覚・筋力・体幹を鍛えることが出来る
〇視覚の発達
→動体視力・空間認知力を鍛えることが出来る
〇手先の巧緻性
→掴む・握る・投げる力を身につけられる
〇集中力・予測力・反応力
→ボールの動きを瞬時に判断して動くことが出来るようになる
〇コミュニケーション能力の発達
→誰かと一緒に行うことで社会性の発達も促すことが出来る
≪ボールの扱いが上手になる練習法≫
柔らかいビニールボールよりも硬くて少し重さのあるドッジボールやバスケットボールで練習することをお勧めします!
最初は小さめのボールで挑戦してみて下さい
※行う際は突き指に注意してください!!
〇ボールを指先だけで掴み、上下・左右に動かす
→肘をしっかりと伸ばし、ボールを指先の力でコントロールする
〇身体の周りでボールを回す
→立ってお腹の周り、膝の周り、顔の周りを回す
膝を曲げずに開脚の体勢で座り、指先でボールをコントロールしながら足の周りを転がす(柔軟にもなる)
〇クロスキャッチ
→股下でボールを前後から挟むようにして持ち、ボールを宙に浮かせ落ちる前に手を入れ替えてキャッチする
難しい場合は床に一度バウンドさせ、その間に手を入れ替えキャッチする
膝をしっかりと曲げて行うことがポイント!
≪ドリブルが上手になる練習法≫
〇ボールの特性を体感する
→両手でボールを持ち、胸の高さくらいから真下にボールを落としたり、強く叩きつけるように落としたり、優しく落としたりし、 跳ね返ってきたボールを両手でキャッチする
→この動作でボールの跳ね返りの強さを掴み、出来るだけ同じ力でボールを落としてキャッチする練習をする
〇ボールをしっかりと押す
→跳ね返ってくる感じを掴むことが出来たら、両手でボールをつく(出来るようになってきたら片手で)
ポイントは慌てず丁寧に跳ね返ってきたボールをしっかりと両手で押すこと!!
跳ね返ってきたボールを勢いだけで叩きつけるようにしてしまうと、回数を重ねるうちに背中が丸くなり姿勢が低くなってしまう
〇ボールの着く場所を限定する
→最初はボールをつく場所がバラバラのため、地面に丸を書いてつく場所を限定する
つく場所を限定することで力加減や手元のコントロールが身に着き、一定の位置で安定してつけるようになってくる
≪ドリブル上達のポイント≫
〇ボールを叩くのではなく押す
→肘の上下動でボールをつく
〇手ひらではなく指の腹でボールをつく
→指先を丸めてお椀の形を作り、指の腹でボールをつまむようにしてドリブルする
上手になってくると強くドリブルしたボールが跳ね返り、手のひらに吸い付いてくるような感覚になる
〇低重心で行う
→腰を落として重心を低く保つとボールが手から離れる時間が減る
〇手首のスナップ
→手首を柔軟に使うことでボールをしっかりとコントロールすることが出来る
≪ボールを上手くつけないときの練習法≫
〇大人と一緒に
→大人が子どもの後ろに立って、子どもの手首を持ち一緒にドリブルをする
力の入れ具合やドリブルの姿勢が身に着く
〇ボールを1回ついて手のひらに乗せる
→床にボールをついて手のひらを上に向けて乗せる
上手になってきたらドリブルの回数を増やす
〇交代つき
→ボールを2回ドリブルしたらそのまま相手にパスをする
大人がボールをコントロールっして送り出すことで連続してボールをつく感覚を体感することが出来る
上手くなってきたら3回4回…と回数を増やしていく
≪ボール以外の練習法≫
〇ヨーヨー遊び
→手から離れることなく連続してつくことで、力の入れ具合や腕の使い方、身体を物に合わせて動かす感覚が身に着く
お家にヨーヨーがない時には簡単に作る事も出来ます!!
①新聞紙や広告をぐしゃぐしゃに丸める
②輪ゴムを3~4つ連結させる
③連結させて長くした輪ゴムを丸めた新聞紙に付ける
④形を整えて完成!
≪ボール遊びが与える療育的効果≫
〇身体面の向上
・目と手(足)の連動が良くなる
・バランス感覚が良くなる
・反射神経、空間認知力が上がる
➡転びにくくなったり、疲れにくくなり姿勢や動きが綺麗になります
〇メンタル面の向上
・練習する過程で失敗を繰り返しても「練習したら上手くなる!」と感じることで自信がつき、自己効力感が上がる
➡ストレスに耐性が上がり、失敗しても立て直す力が身に着きます
〇脳の発達
・ボールを扱うには判断、予測の同時処理を高速で使う
➡脳トレとしてかなり優秀で、認知機能の維持向上に繋がります
ボール遊びを楽しむだけでもこれらの効果を得ることが出来ます。
お家でお子さんと簡単なキャッチボールや壁あてなどでも効果を得ることが出来ますので色々な形で楽しんでみて下さい!