
2025/12/02
こんにちは!マリリンスポーツ塾Goです!
今回は「倒立の療育効果と、習得方法・指導方法」について社内研修を行いました。
倒立と言えば、逆さまになって、手だけで身体を支えて、腕の力も必要だし、怖いし、、、そんなのうちの子が出来るようになるの?と不安になっておられる方もいると思います。が、、、しっかりとした手順を踏めば出来るようになるのが倒立です!そんな倒立について研修を行いましたので共有していきたいと思います。
①倒立の療育効果
まず、倒立によってどんな療育効果があるのかですが、
•前庭感覚の刺激 •固有感覚の向上 •姿勢保持力の向上
•体幹強化 •集中力向上 •自分の身体への理解が深まる •自信がつく
等、パッと上げるだけでも、様々な効果が期待出来ます。
②安全上の注意
倒立を行う時はしっかりと安全な環境を整えましょう!具体的には、
•マットを敷く •周りが安全な場所で行う •慣れないうちは壁や補助者が必須
•手首や肩を事前にしっかりほぐす/鍛える
•補助者が補助の位置/方法を把握しておく
•倒れる時の受け身もしっておく
等があります。
③必要な準備運動/基礎トレーニング
倒立を行う上で準備運動や、基礎トレーニングは必須となります!
倒立を行うための目安ともなりますので、倒立の第一歩としてしっかり行いましょう!
【準備運動】
•手首回し•手首の前後ストレッチ•肩甲骨ストレッチ
【基礎トレーニング】
•プランク・ビギナープランク(30秒~1分)
•プッシュアップ(5~10回)/女子は膝付き(5~10回)
身体の基礎力を見るために行ってみましょう!
④倒立の目標設定
ではここから倒立を行うのですが、まずは目標を決めましょう!
•初級 ・壁倒立で10秒キープ・壁なし/ありで足の振り上げ(補助あり)
•中級 ・壁倒立で30秒以上キープ ・壁なしで静止1~3秒(補助無し)・手を動かしてもいいから3秒以上キープ
•上級 ・壁倒立で1分以上キープ・壁なしで静止5秒以上(補助無し)
初級から徐々に行っていき、スモールステップで進めていきましょう!
⑤倒立のコツ・ポイント
倒立にはいくつかコツやポイントがあるのでしっかり押さえておきましょう!
•手幅は肩幅と同じか、やや広めに置く
•指先で床を「つかむ」ように指を広げ、床をつかむ意識をする
•肘はピンと伸ばす
•お腹を締めて、お尻が出ないように身体を一直線にする
•視線は「手と手の間を見る」
•息を止めず、リラックスして行う
等があります!少しずつ意識出来ることを増やしていきましょう!
⑥倒立の指導段階と補助方法
ここからは倒立の指導段階と補助方法になります。
【指導段階】
•逆さの感覚になれる(・鉄棒を使う/前転後転をする/逆さま抱っこ等)
•補助ありや壁倒立、三点倒立の練習
【補助の方法】
•倒立時、腰や脚、肩などを支える
•手の位置や目線に気を付ける
•前に倒れそうなとき等しっかり判断する
•倒立が崩れても安全な降り方を教えておく(前転や側転等)
マリリンスポーツ塾Goでは、しっかり補助方法や、指導の段階を見極めて運動に取り組んでいます!
⑦家で出来る倒立練習
家で出来る倒立練習もあります!
•手首/肩のストレッチ
•壁倒立
•背倒立
•三点倒立
•プランク
等、があります!
今一度安全上の注意を確認して、お父さんやお母さんも一緒にやってみましょう!
【まとめ・学び】
•一人で勝手に行わない
•倒立を行う時は安全確認
•スモールステップでしっかり目標設定を
•基礎運動も行う
•倒立のコツ・ポイントを押さえておく
•補助のポイントを押さえておく
•家での練習もすごく大事
ここまで見ていただきありがとうございました。
今回の研修を通して、マリリンスポーツ塾Goでは倒立の指導がさらにレベルアップ!!また、職員一同で実際に倒立に挑戦し、体験し、よい刺激になりました。自分が倒立を行う時のポイントだけでなく、指導する際のポイントを押さえて研修に励むことが出来ました。
安全に配慮し、子どもたちの、「楽しさ」+「頑張る」で成功体験を積んでいければと思います。
これからもマリリンスポーツ塾Goをよろしくお願い致します。